FP2ndhayusyo
DONE誰かの埋葬骨壺持ってる夢野の絵
※死ネタ匂わせ
読まなくてもいい補足
骨壺の中身はご自由に想像ください
夢野幻太郎になる前の自分自身の埋葬だったら実際には誰も死んでないので平和かな…と思ったり…
FP2ndhayusyo
DONEハロウィンの夜、修羅場中の幻太郎のもとに遊びに来た、色んな乱数ちゃんとの一夜👻的な話ですが、怖くはないです。愉快でちょっと不思議な話を目指しました。
※クローン乱数ちゃんのちょっとした死の匂わせ 6
s a t o u
DONE山田家に住む夢野夢野、山田家へ1
夢野幻太郎はもうじき死ぬ。
丸めた原稿用紙と付箋だらけの資料に塗れて死ぬ。エナジードリンクやブラックコーヒーの空き缶たちに囲まれて死ぬ。重厚な書生服に身を包み、老若から男女にまで誉めそやされてきた玉貌を苦痛に歪ませたまま、夢野幻太郎は死んでいく。
もう師走が近いというのに身体が燃えるように熱いのだ。それなのに冷や汗が湧き出て止まらない。全身がぐっしょりと濡れている心地がいつまでもしていて気色が悪い。きっと布団を通り越して畳にまで染みになっていることだろう。
水が飲みたい、と何度思ったか知れない。しかし起き上がることはおろか、幻太郎には指先一本動かし方が分からない。
このような状態になってから、夢と思わしき映像が絶え間なく幻太郎の目の奥に流れていた。歯の抜けたオジサン達が、サンバの格好をしてマカデミアクッキーを手に踊り狂っていた。行ったかどうかすら覚えていない大学の同期から、トスカーナに伊勢エビ釣りに行こうぜ!と誘われた。乱数が創る服によく似た色彩に殴られ続けるような感覚に眩暈がした。
30000夢野幻太郎はもうじき死ぬ。
丸めた原稿用紙と付箋だらけの資料に塗れて死ぬ。エナジードリンクやブラックコーヒーの空き缶たちに囲まれて死ぬ。重厚な書生服に身を包み、老若から男女にまで誉めそやされてきた玉貌を苦痛に歪ませたまま、夢野幻太郎は死んでいく。
もう師走が近いというのに身体が燃えるように熱いのだ。それなのに冷や汗が湧き出て止まらない。全身がぐっしょりと濡れている心地がいつまでもしていて気色が悪い。きっと布団を通り越して畳にまで染みになっていることだろう。
水が飲みたい、と何度思ったか知れない。しかし起き上がることはおろか、幻太郎には指先一本動かし方が分からない。
このような状態になってから、夢と思わしき映像が絶え間なく幻太郎の目の奥に流れていた。歯の抜けたオジサン達が、サンバの格好をしてマカデミアクッキーを手に踊り狂っていた。行ったかどうかすら覚えていない大学の同期から、トスカーナに伊勢エビ釣りに行こうぜ!と誘われた。乱数が創る服によく似た色彩に殴られ続けるような感覚に眩暈がした。
s a t o u
MOURNINGあめゆめナイト※キャチアス時間軸
zzz...0
おととい、午前4時18分。
昨日、午前3時47分。
そして今日、午前2時36分。
シブヤ郊外のホテルの一室で飴村乱数は携帯電話の画面を見つめる。朝5時にセットしていたアラームには今日も仕事をさせてやれなかった。
アラームをオフにしたのち、携帯を枕元に伏せそっと身体を起こす。寝起きのぼやけた意識のまま、乱数は自分の両側で寝息をたてる二人の男に目をやった。ベッドサイドの仄かな灯でも仲間の顔はよく見える。右隣の男──有栖川帝統は布団を跳ねのけ両手両足おまけに口までいっぱいに広げている。ガウンが乱れ、太腿どころか下着までもが露わになっている。対照的に左隣の夢野幻太郎は身体を丸めてじっと静かに目を閉じている。
8463おととい、午前4時18分。
昨日、午前3時47分。
そして今日、午前2時36分。
シブヤ郊外のホテルの一室で飴村乱数は携帯電話の画面を見つめる。朝5時にセットしていたアラームには今日も仕事をさせてやれなかった。
アラームをオフにしたのち、携帯を枕元に伏せそっと身体を起こす。寝起きのぼやけた意識のまま、乱数は自分の両側で寝息をたてる二人の男に目をやった。ベッドサイドの仄かな灯でも仲間の顔はよく見える。右隣の男──有栖川帝統は布団を跳ねのけ両手両足おまけに口までいっぱいに広げている。ガウンが乱れ、太腿どころか下着までもが露わになっている。対照的に左隣の夢野幻太郎は身体を丸めてじっと静かに目を閉じている。
月(ユエ)
MOURNINGpixivにあげた小説(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16209124)のボツになったところです。永遠に語り継げ〜!
「どんなに願ったって、話せなくなることも、会えなくなることもあるでしょう。でもね──」
幻太郎の瞳には、顔をぐちゃぐちゃにして泣く僕の姿が映っていた。
「僕の物語のなかでは、僕らはずっと一緒です。そしてその物語が、本がこの世にある限り、僕らは永遠に存在していられるんです」
誰かの記憶に遺るというかたちで。幻太郎はそう言い、僕の頭を撫でた。
172幻太郎の瞳には、顔をぐちゃぐちゃにして泣く僕の姿が映っていた。
「僕の物語のなかでは、僕らはずっと一緒です。そしてその物語が、本がこの世にある限り、僕らは永遠に存在していられるんです」
誰かの記憶に遺るというかたちで。幻太郎はそう言い、僕の頭を撫でた。
1ion92286689
PROGRESS私は、13RTされたら「魔法少女が捕まった」をお題にした幻太郎のえっちなお話を書きます!こちらの書き出しです。13RTはされていませんが、面白そうなので少し描いてみました。
魔法処女ファントム 第一話 小生のバカ! 世の小説家は、締め切りとどのように向き合っているか皆さんはご存知だろうか?小生はは締め切りの前の締め切りなるものを作っております。
出版社と相談して決めた締め切りの前に自分の締め切りを作っておくと本当の締め切りの前になんとか書き上げることができるのです!というのは、嘘です。そんな事をしても間に合わない時は間に合いません。
泣こうが喚こうがシメキリはやってっくる。しかし、明けない締め切りはないもので、今日も小生はギリギリで小説を書き上げ、最後の送信を終えるEnterを人差し指でポチッと押し、もう2度と画面など見たくないとパソコンの上に目を閉じて倒れ込みました。
「もっしーもーし!小説家のオニーサン!」
2700出版社と相談して決めた締め切りの前に自分の締め切りを作っておくと本当の締め切りの前になんとか書き上げることができるのです!というのは、嘘です。そんな事をしても間に合わない時は間に合いません。
泣こうが喚こうがシメキリはやってっくる。しかし、明けない締め切りはないもので、今日も小生はギリギリで小説を書き上げ、最後の送信を終えるEnterを人差し指でポチッと押し、もう2度と画面など見たくないとパソコンの上に目を閉じて倒れ込みました。
「もっしーもーし!小説家のオニーサン!」